2018年11月20-21日に開催された第9回対話システムシンポジウム(SLUD-84)において
対話システムライブコンペティションが盛況のうちに終わりました.
ご参加いただきありがとうございました.
2回目の対話システムライブコンペティションの情報は こちらのページ で発信いたします.どうぞご確認ください.
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ライブコンペティション受賞結果
順位 | 賞 | チーム名 |
---|---|---|
1位 | 最優秀賞 | NTTCS (NTT コミュニケーション科学基礎研究所) |
2位 | 優秀賞 | NTTdocomo (株式会社NTTドコモ) |
3位 | 優秀賞 | teamzunko (東北大学 大学院情報科学研究科) |
対話システムライブコンペティション
- 対話システムライブコンペティションとは,オーディエンスの前で実際に対話システムを動作させ,評価を行うイベントです.
- 対話システムシンポジウムでは,特別セッションとして,これまで対話破綻検出チャレンジを開催してきました.対話破綻検出チャレンジは,昨年度,対話システムシンポジウムを離れ,国際イベントとなりました.
- 対話破綻検出チャレンジのデータは,対話研究への参入を容易にしたり,現状の対話システムの問題点を明らかにしたりすることに役立ってきたと考えています.
- しかし,その一方で,固定の対話コーパスに対してアルゴリズムを競う形式であるために,対話のライブ要素があまり検討されてこなかったという問題点もありました.
- そこで,このたび,よりライブ性の高いイベントを行うことにより,対話システムにおけるよりリアルな難しさや面白さをシンポジウム参加者全員で共有できるようなイベントを行いたいと考えました.
- それが「対話システムライブコンペティション(ライブコンペ)」です.
本コンペの概要
- 本コンペでは,参加者は,雑談対話システム(非タスク指向型対話システム)の開発を行い,複数の参加者間で,その出来栄えを競い合います.
- 本コンペは,予選と対話システムシンポジウム内でのライブイベントから構成されます.
- 予選では,クラウドソーシングの作業者が,開発された対話システムの評価を行います.
- ライブイベントでは,予選で好成績を収めたシステムとシンポジウム参加者が対話し,その状況を対話システムシンポジウムの参加者全員で鑑賞・評価します.
- 詳しい評価方法については,評価についてをご覧ください.
スケジュール
エントリについて
開発いただくシステム
- 開発いただくシステムのタイプは,「雑談対話システム(非タスク指向型対話システム)」です.
- 対話システムの作成にあたっては,インスタントメッセージシステムTelegram上で動作するボットを作成していただきます.
- ボットは,システム仕様に記載されている要件を満たす必要があります.
- 詳しい作成方法については,Getting Startedをご覧ください.
エントリ方法
こちらのフォームよりエントリください.- エントリには,下記の情報が必要です.
※BotFatherの「How are we going to call it? Please choose a name for your bot.」に対して入力した値
※半角英数字のみ使用可
※BotFatherの「Now let's choose a username for your bot. It must end in `bot`. Like this, for example: TetrisBot or tetris_bot.」に対して入力した値
※半角英数字のみ使用可で,最後はbotで終わる名前(例:TetrisBot や tetris_bot
- ※ 複数の組織を横断してチームを結成しても構いません.
オーガナイザ
- 連絡先: dialog-system-live-competition-ml[at]googlegroups.com
謝辞
- 本イベントは,人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)が主催しています.
- また,本イベントは,人工知能学会より助成を受けております.